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【明日方舟/アークナイツ】テラ世界の銃を考える番外編 ~ドローンの銃を考える会~

 

20th Century Boy

 

 

98年 ジャパンカップ

 

エルコンドルパサー

激戦のライバルたち。

 

 

僕らは、

ひとりでは強くなれない。

 

 

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これは競馬界の怪鳥、アークナイツ界の怪鳥はこっち↓

 

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 おはようございます。流行にすぐ影響を受けるタイプのぜうぇです。

今回は「テラ世界の銃を考える」番外編として、アークナイツにおけるドローンの武器を考察してみます。

 

これまでの記事をベースに書いているので、読んでおくといいかもしれません。

quaest.hatenablog.com

 

quaest.hatenablog.com

 

 

 

 テラ世界に突如として現れた「異物」

 

さて、アークナイツには敵味方含めて様々なドローンが存在します。

 

狙撃のエサこと怪鳥 エルコンドルパサー

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防御バフをばら撒く厄介クソドローンMvc4

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前線破壊の達人、バクダンバチ(G)

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こうしたドローンの他にもアーツバードや企業協賛ドローンなど様々なドローンが登場します。味方陣営にもサイレンスドローンに始まりマゼランやメイヤーなどの召喚系も存在しますし、基地内ではドローンがお仕事を手伝ってくれます。

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そんなドローンたちは目的に応じて様々なモジュールを搭載しています。

 

味方補助の薬剤やバフデバフに始まり、プレゼントなんてのもあります。他にもカメラ機能や攻撃用の爆弾、アーツビーム、銃撃……様々な機能がドローンに追加されています。ドローンは小型でありながら機動性も高く、戦場では有用な道具なのでしょう。

 

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ぼく「なんでドローンが銃撃てるんだ……?」 

 

そうです、本来であればサンクタ人しか扱えないはずの銃を、いとも簡単にバリバリ射撃しているのです。それこそハンドガンであれば他種族でも扱えますが、あれはちゃんとした訓練を受けたからこそ使えるのです。そこらへんの雑魚敵がバンバン撃ってたらジェシカちゃんが報われません。

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「ドローンに組み込まれている銃が、現実と同じような構造を持っているのでは?」 

とも考えられますが、これはこれまでの考察から非常に考えにくいです。これらドローンは謎の技術者集団が作ったブラックボックス満載ドローンではなく、大量に同じドローンが出現することから、どこかで大量生産されたドローンであると考えるのが妥当です。そんなドローンに現実と同じ銃の武装が組み込まれているのなら、その技術は世間に広まってると考えられますが、実際はそうではないですし。

 

じゃあ他のドローンはどうなんだと考えると、テラ世界には爆弾は一般的に(?)普及してますから、バクダンバチ達はテラ世界の設定にちゃんと合致しています。

アーツバードに代表される術ドローン達も、無機物であってもアーツを放つ媒介に使えることが個々オペレーターのプロファイルから確認できるので、これも合致しています。

 

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サイレンス第三資料とか

 

そんな中で銃を撃つドローンだけ謎物体です。銃もよくよく見るとベルトリンク付きの殺意マシマシ仕様で、とてもハンドガンと言えるシロモノではありません。ではこのイレギュラーについて詳しく見ていきましょう。

 

序盤から出てくる敵に設定を狂わされる気分はどうだ

 

アークナイツにおいて銃を装備しているドローンは三体います。

 

・怪鳥

・怪鳥Mk2

・飛龍

 

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(青っぽいボディのやつがMk2。攻撃してくる方)

 

一番最後の飛龍に至ってはベルトリンクじゃ飽き足らず、三本の銃身を構えるガトリングガンを装備しています。家系ぐらい殺意マシマシです。


ちなみにベルトリンク(弾帯)とはこんなやつです。よくランボーが体に巻き付けているあれです。文字通りベルトで弾丸が連結されており、圧倒的な弾数を誇ります。

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natalie.mu

 

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殺意がマシマシな事がわかったところで、ドローンの武器について考察していきましょう………と行きたいですが、あまりに情報が少なすぎて考察ができません(おい)。

 

とりあえず現在分かっている情報を纏めてみます。

  • ドローンは銃を装備してる
  • ドローンは術師によって操作される
  • ドローンの武器は結構巨大
  • ドローンの殺意は高い
  • 飛龍は空飛ぶ標的

(ちなみにですが上に書いた通りドローンは術師によって操縦されています。ストーリー中でもドローンの索敵網から逃れるために「ドローンの操縦士を探せ!!」的な場面がありました)

 

やっぱり情報が少なすぎます。なので仮説を立てて、その正当性について考える形で、考察を進めていきましょう。

 

 

仮説① 実は銃じゃない説

 

初手からタイトルに反しました。

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そうです、内部構造がサンクタ達の使う銃と同じとは限らないのです。

怪鳥や怪鳥Mk2の説明欄を見てみると、実は「銃」なんて表現はなく、ただただドローンの説明が書いてあるだけです。

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では飛龍はどうでしょうか。

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ガッツリ「小型機銃」と書いてありますね。

あーーーダメだわ、お疲れさまでした。今日はお開きです。

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と終わらせる訳にもいかないので続けます。

 

確かに「小型機銃」との表現はありますが、これが俗にいう「銃」ではない可能性もあるのです。確かに見た目は銃ですから「銃」という直喩表現をされているのかもしれません。アンドレアナのボウガンはよく「銃」って表現されてますし。

arknights.wikiru.jp

では飛龍の武器を「小型機銃(銃ではない)」と仮定して考察を進めていきます。

 

次に問題となるのは「何を、どうやって飛ばしているか?」という疑問です。

ドローンの画像をよーーーーーーーーーーーく見てみると金色っぽい弾が見えます。

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ドローンの武装が銃であるとするならば、これは弾丸の金色であると判断できますが、別の見方をすれば「ボウガン用の金属矢」とも見ることができます。

 

実際にボウガンの矢は金色に塗装されてるものが結構ありますし、あり得る話です。

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構造的に考えても、ベルトリンクで繋ぐ関係上その形状は円柱形状が理想的です。となると金属矢…単純な鉄の棒かもしれませんが、これを射出していると考えるのが良さそうです。

 

では次にどうやって射出しているかを考えてみます。

ドローンの全体を見てみると、武器部分は銃身に給弾機構とシンプルな構造で有る事がわかります。飛龍も全体的にサイズアップしてはいるものの基本的にはシンプルです。

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となると、発射体を射出するための装置はさほどかさばらない物である事が考えられます。この条件を満たせる主たる例は火薬を使う方法ですが、それだと†ラテラーノの銃†と化してしまいます。じゃあ他にいい方法があるかと言うと、「圧縮ガス」を用いる方法が該当します。

 

これは圧縮されたガスを放出することで、弾丸を加速させ撃ちだす方法です。

この圧縮ガスを用いる方法であれば、ガスタンクとその周辺の弁などを用意しておけば大型のクロスボウのようなかさばる構造を持たずとも高威力の射撃を行う事が可能です。

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実際の圧縮ガスを用いる銃。火薬式に比べて所持が簡単な一方で狩猟に耐えうる威力を持つ。

 

こうした圧縮ガスを用いる武装は何人かのオペレーター達が実際に使用しています。

 

例えば☆3オペレーター、カタパルトは圧縮ガスの力でグレネードを射出することで攻撃を行います。

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コンプレッサー(空気圧縮機)を背負うスタイル

 

 

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上で挙げた☆5狙撃オペレーター、アンドレアナの用いるボウガンも恐らく発射用のガスと思われる缶がボウガンについています。

 

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☆6狙撃オペレーター、ロサも蒸気を用いて巨大なアンカーを射出します。

☆5狙撃アオスタの用いるネイルガンも、構造的とモーションから圧縮ガスを用いるものだと考えられます。

こう見てみると、この圧縮ガスを用いる武装は結構一般的なものだとも読み取れます。しかもこの圧縮ガスはコンプレッサーさえ確保しておけばそこらへんの空気で充填可能(一応)可能ですし、その知識も手に入れやすいと予想されます。となると万年金欠なレユニオンにとっても扱いやすい部類に入るのではないでしょうか。


ここまで圧縮ガスを用いる方法を考えてきましたが、実を言うと他にも射出方法は考えられます。

例えば電気を用いたレールガン構造、ゴムを用いたパチンコ型構造などが考えられます。ですが、前者は技術的にも難しそう(オペレーターにもいない)ですし、後者は威力に難がありそうです。

一応後者は「スリングショット」と呼ばれる狩猟用パチンコが存在する程度には威力を有しますが、あくまでゴム、その威力は空気銃よりは劣っています。

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結局、圧縮ガスを用いた射出方法が一番無難に簡単に強いと考えられます。

 

では次に「実際に銃を装備している」と仮定した場合を考察してみます。

 

 

 

仮説② 操縦している術師が実はサンクタ説

 

Q:なんでドローンが銃使えるの?

 

A:操ってる人がサンクタ人だからだよ

 

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単純明快な論です。操縦者がサンクタ人であればいいのです。

 

そもそも、銃を扱ううえでネックなのは「特殊なアーツの才」でした。テラ世界銃の操作にはアーツ操作が必要であり、一般テラ住人ではちゃんとした訓練無しには銃を扱う事ができません。しかしサンクタ人であれば産まれた時から「なんかね、気分で撃てるよ」感覚でこのアーツの才を身につけています。

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この世界におけるドローンは、現実世界にあるような「AI搭載型自動攻撃ドローン」というよりは「高機動遠隔操作アーツロッド」的な使い方をされています。

なので「機械が銃を撃っている」のではなく「術者が銃を遠隔で撃っている」と表現したほうが正しいです。これであれば設定に矛盾しません。

 

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これは自動で追尾してくれるドローン

 

加えて現状、「銃を装備しているドローンの操縦士」の立ち絵は確認されていません。(調査不足かもしれないので、見つけたら教えてくれるとありがたいです)

なので、「絶対にサンクタ人ではない!!!!」と否定する材料がない以上、この説は一考に値します。

 

ただ、問題点として「非常に高価な弾丸をどこから持ってきているのか」という疑問が存在します。ゲームをプレイ中、それこそ無尽蔵に湧いてくるドローン達ですが、実際に運用することを考えると相当量の弾丸が必要なはずです。となればその出費も非常に大きく、おいそれと使えるものでは無さそうです。

仮説①ならば、その弾丸はごく一般に普及している(はず)のボウガン矢ですから入手は簡単な上安価で有る事が想像できます。

そう考えると、仮説②は経済的な面で仮説①よりも妥当性が薄れてきます。

しかしその他の面では、実際に銃を装備できる仮説②の方が妥当です。

 

結局、つまるところ仮説①②どちらとも、「明らかにコレ」と判断するには資料が足りません。こればかりは追加の情報を待つしかなさそうですね。

 

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結論

最後に軽くまとめて終わりとします。

 

・ドローンの武器は銃で無い可能性もあるし、そうでないかもしれない

・ドローンの武器が銃でなかった場合、最も可能性が高いのは圧縮ガス式のボウガン

・ドローンの武器が銃の場合、操縦者がサンクタ人なら設定に矛盾しない

 

結局肝心なとこは追加情報待ちということで、今回はドローンの銃について軽く考察してみました。

アークナイツ銃器考察のイレギュラー的な存在のドローン武器ですが、一応それなりの着地点には到達できたのでよしとします。僕としては「圧縮ガス式ボウガン」説が一番妥当かなーと思いました。

 

                                   おわり

 

 

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